Energy Therapist

エナジーセラピスト

2011年3月28日月曜日

SURVIVOR GUILTと癌

癌の患者さんの数はすごく多い。



上の記事によると、12万人ものアメリカ人(人口の4%)が癌の診断をうけながらも、癌でなくなることなく生存しているそうだ。
癌の早期発見や治療の進展発達などが加味して、沢山の方が癌による死亡を避けることが出来ている。
それはとてもすばらしいことで、乗り越えてきた強さがあり、今の命を尊ぶことが出来ているはずなのだが、彼らの精神的には安定していないということがこの記事に書かれている。

その説明として以下のことがあげられている。

ダモクレス症候群
ギリシャ神話のダモクレスのように、今まで楽しんでこれたことを「死」というものに直面し意識し始めてしまうと楽しめなくなってしまうことを言うそうだ。
大きな決断となる結婚や転職など、そういったことが出来なくなってしまう。

再発の不安
これは当然のことだ。
今は落ち着いているかもしれないが、いつ再発するかわからないため、常に不安を抱き続ける。

SURVIVOR GUILT 生存者の罪悪感
生きていることに対しての罪悪感。
病気になったことで他の病気の人のことをしったり、その人たちの気持ちがよくわかることで、自分だけ回復してきたり、元気になったり、再発の不安は持っているが、今すぐに命を脅かす状況でないことを素直に喜べず、周りに気を使っているような、そのため持ってしまう罪悪感。

これらが要因となって精神的な安定が癌の生存者の方たちにはない人が多いそうだ。

これは大きな問題だと思う。

私がこれらの問題の要点を読んで思うことは、がん患者さんたちが実は自分の実情をしっかり理解し、受け止めることができていないことからくるのだな、と。

よいことも悪いことも、どちらも目の前にあることは一度みつめて飲み込まなければいけないと私は思う。
ただ、こういうことがいま自分の目前に事実としてあるのだな、と。
それらに心が動揺したり、平気だったり、笑えたり、絶望的になったり、いろいろな感情がきっと芽生えると思う。ひとつの感情に偏らず、同じ状況に対して、様々な思いを抱くことがいたって普通だと思う。

そこで、人というのはひとつの感情にしないといけないという思い込みや、ポジティブに考えなければ、とか自分の考えが現実を見据えずにむやみにネガティブになったりと、そういう気持ちにとらわれて、どんどんと自分を追い込んでしまう。自責の念が以上に強くなる。

この反応もいたって普通ではあるが、決して健康的とはいえない。

これらの自責は明らかにDELUSION妄想であるから。

ひとつのことに対して、いろいろな感情をもつことはいいこと。それらを自分で批判することなく、一つにしなければという強迫観念を持つこともなく、ただ、自分の心の中にこれだけの気持ちや考えがあるのだとただ知る。

これを実践するだけで、幾分かの罪悪感や不安感は減っていくと思う。

私がよくクライアントにもいうこと。
どんな考えも感情も妄想であって、それは全てある意味私たちの中では事実である。いくつあってもおかしくないし、一つにしないといけないということもない。

全てを(いいことも悪いことも)一度認識して受け止めることで次へのステップや気づきにつながっていくもの。

そういったことを考えさせれれた記事だった。


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